便利なんだけど、ちょっと狭いんだよな…

写真は筆者が愛用しているIGT規格のテーブル
今やキャンプテーブルの定番カテゴリーになった、IGT規格のテーブル。
IGTは、1ユニットの大きさ36cm×25cmの天板を組み替え、バーナーなどをモジュール的に組み合わせて使えることで人気に火がつきました。
筆者もIGTの魅力にハマった一人。複数台のIGTテーブルを所有しており、カスタムパーツを自作販売するほどです。
IGT愛用者ならきっと思ったことがある…
ただIGTテーブル、場合によっては手狭に感じることってありませんか?
各社から様々なモデルが販売されていますが、1ユニットの奥行きが36cmということもあって、フレームを足してもテーブルの短辺が40cm前後のものがほとんど!
ソロなら十分なのですが、2人以上で使うとなると、お皿やグラスを置くと1台では手狭に……。
ハイランダー「シェフテーブル LIGHT」で解決!?

そんなときに出会ったのが、ハイランダーの「シェフテーブル」。発売直後は人気で品切れになるほど話題になり、筆者も愛用しています。
現在では、「シェフテーブルライト」というアップデート版・軽量モデルが登場しており、今回入手してみました。なんといっても、ユニット周辺にぐるっと天板が設けられており広い!
また広さ以外にも個性強めなIGTテーブルなので、深掘りしていきます。
「シェフテーブルライト」の特徴6つ
1|全4色展開!数少ない木製IGTテーブル

入手したのは、シェフテーブルライトの〈ダークブラウン/ブラック〉カラー。素材はアッシュ材を使っており、雰囲気や質感も上々です。

この他に、ダークブラウン/ゴールド、ブラック、ナチュラルの全4色展開。この選択肢の多さは嬉しいですよね。
IGTテーブルで木製デザインを採用しているところは数少ないので、温かみあるデザインがお好みの方には特におすすめです。
ハイランダー シェフテーブル ライト90×60cm
素材 | アッシュ(本体フレーム、脚フレーム、天板2枚)ダークブラウン/ブラック:アルミ(天板4枚)、ダークブラウン/ゴールド:ステンレス(天板4枚)、ブラック:アルミ(天板4枚)、ナチュラル:ステンレス(天板4枚)、600Dポリエステル(収納袋) |
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サイズ | 約W90×H45×D60cm、約W12.5×D35cm(天板1枚辺り) |
収納サイズ | 約W78×H18×D20cm |
重量 | ダークブラウン/ブラック:約7.6kg、ダークブラウン/ゴールド:約7.9kg、ブラック:約7.5kg、ナチュラル:約8.0kg |
耐荷重 | 約30kg |
2|幅のある本体フレームで広々なテーブル

なんといっても広々サイズが最大の特徴。
天板の組み替えが楽しめるのは、緑枠で囲んでいる3ユニット。(=天板6枚分:75cm × 36cm)。ブラックのアルミ製天板4枚・ウッド天板2枚で構成されています。
本体フレームが大きいおかげで、天板の全体サイズが90cm × 60cmと広々。この広さイメージしやすくすると……

出典:楽天 写真左のテーブルは、同サイズのハイランダー「シェフテーブルEX」
ド定番「ウッドロールトップテーブル(写真右)」と同じ天板サイズなんです。なので、このように並べて設置すると見た目もスッキリ。
バーナーをインストールしても、両サイドのフレーム天板部分にシェラカップや調味料をおくスペースがあるので、調理〜食事までこれ1台で事足ります。
3|組み立ても慣れれば簡単

組み立てのパーツはご覧の通り。組み立てが不安な方は一度自宅などで組み立てておくと、キャンプ場でスムーズに組み立てることができますよ。
慣れれば2〜3分程度で行えるので、難しいこともありません。
4|ガタつきのない金属パーツ

組み立ては、脚を起こして本体フレームを差し込んでいく流れ。その際に本体フレームの金具部分を差し込み、スライドさせ固定します。
じつは前作の「シェフテーブル」は、天板の裏面にあるストッパーパーツで固定する仕様だったので、新作は設営も簡略化された印象です。
固定がスライド式なので、ガタつきもかなり軽減されています!

天板を固定するダボ部分もスチール製にアップデートされています。ネジ式で紛失の可能性もある構造なので、組み立て・撤収の際はしっかり締め込まれているかチェックしておきましょう。
5|隙間収納しやすいサイズ感

収納サイズは約78×18×20cm。幅はあるものの、高さと奥行が20cm程度なので、後部座席の足元など、ちょっとした空きスペースにも積み込みやすいサイズ感です。
重さは、使用している〈ダークブラウン/ブラック〉の場合約7.6kg。片手で楽々持ち運べる重さでした。
6|拡張パーツ設置用の「穴」がある

より使い勝手がUPするであろう拡張パーツ設置用の穴もこの「シェフテーブルライト」から備わっています。前作のテーブルにはこの穴がなかったので、自身でDIYして穴を開けていた筆者。このアップデートはかなり嬉しい!
写真で設置している拡張パーツは、スノーピーク「ステンボックスハンガー」。サイズが合えば、他社製品も取り付け可能です。
スノーピーク ステンボックスハンガー
サイズ | 340×161×41(h)mm |
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重量 | 本体/250g、レールジョイント(1個当たり)/50g |
材質 | 本体/ステンレス鋼、レールジョイント金具/アルミニウム合金 |
耐荷重 | 10kg |

出典:楽天
今後ハイランダーからも設置できるオプションアイテムが販売される予定とのこと。続報を心待ちにしましょう!
実際にIGTアイテムをセットしてみた
ここからIGT規格にハマるアイテムとの相性を調べてみました!